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To Our Shareholders [株主の皆様へ]


<2019年3月期の業績について>

2019年3月期の連結業績は、売上高554億48百万円(前年同期比5.7%増)、営業利益30億8百万円(同10.2%増)となり増収増益を果たすことができました。
市場別売上高に関して、2017年11月に発売開始したUCJVシリーズの貢献によりサイングラフィックス(以下、SG)市場向けが前期比で大幅に増加しました。UCJVシリーズは、環境に優しいUVインクを搭載しプリントとカットを1台で行うことのできる革新的な製品で、今後もSG市場向けの主力機種として長期にわたって定着することを想定しています。テキスタイル・アパレル(以下、TA)市場向けは前期比で減少しましたが、これは品質面で万全を期すために新製品「TS55-1800」の市場投入時期を遅らせたためです。同製品は既に各品質評価項目をクリアして2019年3月から発売を開始しています。エリア別売上高は、総じて順調です。これまでシェアで見劣りしていた北・中南米市場も販売チャネル改革が進み、為替影響を除いた現地通貨ベースでも拡大基調が定着しつつあります。日本・アジア・オセアニア市場では、新たに連結子会社化したアルファ―デザイングループと株式会社楽日が第4四半期から売上高に寄与し、前期の売上高を大きく上回りました。なお、連結子会社化の影響を除いた場合でも前期の売上高を上回ることができています。また、欧州・中東・アフリカ市場では英国のEU離脱問題の影響等があったものの前期並みの売上高を確保することができました。利益面では、新興国通貨(トルコリラ、ブラジルレアル等)の下落が利益率を押し下げる要因となりましたが、それを補う増収効果により営業利益と経常利益で前期を上回ることができました。なお、「親会社株主に帰属する当期純利益」が減益となったのは、前期中に税効果会計の見直しを行った結果、一時的に法人税等負担率が大きく低下したためです 。


<2020年3月期の業績見通しについて>

2020年3月期(以下、今期)の連結業績予想は、売上高601億円(前期比8.4%増)、営業利益21億50百万円(前期比28.5%減)の増収減益を見込んでいます。減益となる理由は、為替前提を円高(1$:110.91円→107円、1€:128.40円→122円)に見ることに加え、懸案となっている中国での販売シェア復調に向けて、中国市場のニーズに見合った価格設定と販売チャネルの再構築に本格的に取り組むためです。
今期は厳しい事業環境を想定していますが、カンパニースローガン「M1000」のとおり年商1000億円を目指して引き続き成長します。今期の増収に大きく貢献するのはTA市場向けの製品です。TA市場に向けてのインクジェットプリンタ導入台数は年々増加傾向にありますが、未だ9割以上がアナログプリントです。当社グループでは、単に「アナログ」から「デジタル」への転換を促すだけでなく、バリューチェーンを含めたデジタル化を促す「デジタルトランスフォーメーション」を生産現場に提案することで、新しい付加価値を見出してまいります。
一方で、「M1000」を見据えて重要な経営課題の解決にも鋭意取り組みます。具体的には、製品の品質安定・採算の見える化と事業シナジーの実現・優秀な人材の確保と育成、等を重点課題と位置付けています。

§ 2019年5月10日公表の「2019年3月期 決算短信」はこちらから

2019年5月10日
株式会社ミマキエンジニアリング
代表取締役社長 池田 和明


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