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To Our Shareholders [株主の皆様へ]


<2020年3月期第3四半期の業績について>

2020年3月期第3四半期累計の連結業績は、売上高415億3百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益9億9百万円(同56.1%減)、経常利益6億12百万円(同64.6%減)、当期純利益1億36百万円(同86.2%減)となりました。
前年同期比較で減益の状況に変わりはありませんが、下記のとおり改善に向けた手ごたえを感じています。
エリア別売上高について
当期は、円高ユーロ安で推移したことに加えて、ドイツ・フランス等の主要国売上高が減少した欧州では厳しい状況にあったものの、その他のエリアは概ね堅調でした。特に、売上高の減少が続いていた中国において、現地通貨ベースでは二桁近い増収率を確保することができました。これまで地道に中国内のエリア別戦略と販売チャネルの再構築を進めてまいりましたが、その成果が徐々に表れつつあります。また、日本・アジア・オセアニアに加え北米やブラジルも引き続き順調に推移しました。
市場別売上高について
サイングラフィックス市場(以下、SG 市場)向けとインダストリアルプロダクツ(以下、IP市場)向けが減少し、テキスタイル・アパレル市場(以下、TA市場)向けが増加しました。また、前年10月にM&Aで取得したアルファーデザイングループによるファクトリーオートメーション事業(以下、FA事業)が加算されています。SG市場向けでは、溶剤系インクを搭載した「JVシリーズ」の売上高が減少していますが、9月に上市した新製品「JV/CJV300Plusシリーズ」は堅調な立ち上がりを見せて底支えしています。IP市場向けでは、5月に発売開始した大型機種の新製品「JFX200-2513EX」は好調ですが、小型の主力機種「UJFシリーズ」の売上高が減少しました。TA市場向けでは、3月に市場投入した新製品「TS55-1800」が牽引して増収を果たしています。なお、FA事業とはファクトリーオートメーション装置や基板実装装置(異形部品挿入装置、防湿剤の塗布装置等)を中心に、アルファーデザイングループが手掛ける事業の総称です。前第4四半期から連結化していますので当第3四半期累計期間においては増収要因となりました。
営業利益について
営業減益となった主な要因と対策は次の2点と認識しています。
 ①SG市場とIP市場の競争環境激化
 足元では、減収率の大きいSG市場とIP市場に向けて、競争力の高い製品を軸に販売促進策を展開してまいります。中長期的には顧客ニーズを捉えた新製品を市場投入して成長を加速させてまいります。
 ②為替レートが円高に推移したことによる利益率の低下
 インクの消費地生産の拡大を段階的に推進することで、為替感応度の低減に取り組んでまいります。
なお、第2四半期まで重点課題として掲げていた「売上高に連動するべき経費コントロールの遅れ」と「FA事業受注減少による採算悪化」は、当第3四半期において着実に改善しています。これを踏まえ、今回より重点課題から外しておりますが、引き続き十分に留意してまいります。


<2020年3月期の業績見通しとビジョンについて>

2020年3月期の連結業績予想は、売上高564億50百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益14億50百万円(同51.8%減)として、引き続き厳しい事業環境を想定しています。しかし、中期的に年商1000億円を目指す方針に変更はありません。
当社は、独自のラスター技術とベクター技術を駆使し、単に「アナログ」から「デジタル」への転換を促すのではなく、バリューチェーンを含めた「デジタルトランスフォーメーション」を生産現場に提案することで、資源循環型社会の形成に貢献するとともに成長してまいる所存です。ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きのご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

§ 2020年2月7日公表の「2020年3月期第3四半期 決算短信」はこちらから

2020年2月7日
株式会社ミマキエンジニアリング
代表取締役社長 池田 和明


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