トップメッセージ

To Our Shareholders [株主の皆様へ]


<2020年3月期第2四半期の業績について>

2020年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高273億63百万円(前年同期比3.4%増)、営業利益5億51百万円(同63.7%減)となりました。当第1四半期と比較した当第2四半期の業績は、総じて円高が進行したにもかかわらず売上高・利益とも拡大しております。
エリア別売上高について
エリア別売上高では、円高ユーロ安が想定以上に進行したことに加えて主要国の景気動向が低迷した欧州エリアで厳しい状況にあるものの、その他のエリアは概ね堅調です。特に、これまで販売シェアの縮小が続いていた中国において、販売チャネル再構築の成果が顕在化してようやく増収基調となりました。また、北米市場や日本・アジア・オセアニア市場も引き続き順調に推移しました。
市場別売上高について
市場別売上高に関して、サイングラフィックス市場(以下、SG 市場)向けとインダストリアルプロダクツ(以下、IP市場)向けが前年同期比で減少し、テキスタイル・アパレル市場(以下、TA市場)向けが増加しました。また、前年10月にM&Aで取得したアルファーデザイングループによるファクトリーオートメーション事業(以下、FA事業)が加算されました。SG市場向けでは、環境に優しいUVインク搭載のUCJVシリーズが競争力を保持している反面、溶剤系インクを搭載した「JVシリーズ」において売上高が減少しました。IP市場向けでは、5月に発売開始した大型機種の新製品「JFX200-2513EX」は好調ですが、小型の主力機種「UJFシリーズ」において売上高が減少しました。TA市場向けでは、3月に市場投入した新製品「TS55-1800」が牽引して増収を果たしております。なお、FA事業とはファクトリーオートメーション装置や基板実装装置(異形部品挿入装置、防湿剤の塗布装置等)を中心にアルファーデザイングループが手掛ける事業の総称です。前第4四半期から連結化していますので当第2四半期累計期間においては増収要因となりました。
営業利益について
営業減益となった主な要因は次の4つと認識しています。
 ①SG市場とIP市場の競争環境激化
 ②売上高に連動するべき経費コントロールの遅れ
 ③FA事業の受注減少に伴う採算悪化
 ④総じて円高に推移した為替レートによる利益率の低下
これらの対策として、①は減収率の大きいSG市場とIP市場に向けて、競争力の高い製品を軸に販売促進策を展開するとともに、顧客ニーズを捉えた新製品を市場投入して成長を加速させてまいります。②は経費の見直しを随時行い、売上高に見合った水準にコントロールするよう努めてまいります。③は当社グループにアルファーデザイングループが加わったメリット(技術シナジー)を活用した新製品開発等も視野に入れて、収益貢献できる体質を構築してまいります。④はインクの消費地生産を中期的に拡大する等により、為替感応度の低減に取り組んでまいります。


<2020年3月期の業績見通しとビジョンについて>

2020年3月期(以下、今期)の連結業績予想は、売上高564億50百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益14億50百万円(同51.8%減)に下方修正しました。主な理由は、足元の状況と今後の景況動向を鑑みて、計画の見直しを行ったためです。また、ユーロの為替前提も下期から円高(1€:122円→117円)に修正しています。
今期は厳しい事業環境を想定していますが、中期的に年商1000億円を目指す方針に変更はありません。当社は、単に「アナログ」から「デジタル」への転換を促すのではなく、バリューチェーンを含めた「デジタルトランスフォーメーション」を生産現場に提案することで成長します。ステークホルダーの皆様におかれましては、引き続きのご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

§ 2019年11月8日公表の「2020年3月期第2四半期 決算短信」はこちらから

2019年11月8日
株式会社ミマキエンジニアリング
代表取締役社長 池田 和明


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